夢幻 ― 2006年10月22日 16:21
午前0時就寝。
気がつくと、僕は無数の蛙にとり囲まれていた。何千、いや、何万匹という蛙の
群れである。その蛙たちは、恐ろしい顔で僕をにらみつけていた。
「ゲロゲロ ゲロゲロ」
次第に僕との間合いが小さくなってゆく。
「ゲロゲロ ゲロゲロ」
蛙の顔が目の前までせまってきた。
「ゲロゲロ ゲロゲロ」
(もはやこれまで、、、)と、その時、・・・目が覚めた。
「くっそ〜っ、ええとこやったのに・・・」
空腹を感じた僕は、朝食をとるため、ニョロニョロと薮の中へ入っていった・・・。
午前1時3分。
夢の中に神様が現われた。
「ワシは神じゃ。日頃の精進を汲んで、おまえにいいことを教えてやろう。庭に
大きな栗の木があるじゃろ。その根っこを掘ってみるがよい。大判小判がザク
ザク出てくるはずじゃ。では、これからも精進せいよ」
翌朝、目覚めてみると・・・ 夢のことなどすっかり忘れていた、、。
あなたも経験ありませんか? 一日中、何か忘れているような気分の時って。
午前2時10分。
朝、目を覚ますと、田んぼの真ん中に一本足で立っていた。
「なんやコレ? 案山子やんけ。けったいな夢やなぁ。よし、もっぺん眠って、
夢見なおそ」
夢の中で案山子になった僕は、もう一度眠るため目を閉じようとした。が、目は
閉じられなかった。「の」の字の目をカッと見開いた僕は、まばたき一つ出来な
くなっていた。
だから、今でもこうして夢の中で案山子になっているのです。 へ へ
の の
午前2時52分。 も
へ
(あ、これは夢だな・・・)
僕はすぐにわかった。だって、目の前でピンクの象がランバダ踊ってるんだもん。
午前3時7分。
夢の中に神様が現われた。
「ワシは神じゃ。心優しいおまえに、いいことを教えてやろう。明日、おまえが
買おうと思っている宝くじの当選番号じゃ。一度しか言わんからよく聞けよ。
その番号は、33組の、1、0、4、」ジリリリリリリリリリリリ!!!!!
目覚ましに起こされた、、。
その日以来、僕は目覚ましをかけないことにしている。
これが遅刻の理由です。
午前4時25分。
夢の中で、僕は蝶になって飛びまわっていた。飛び疲れて菜の花で眠った僕は、
猫になった夢を見た。春の陽射しが心地よくて、塀の上で眠った僕は、金魚にな
った夢を見た。温みかかった池の底、僕は人間になった夢を見た。
目覚めると、僕は蝶になった飛びまわっていた。
午前5時46分。
ワシが92歳の時のことじゃ。
公園のベンチで一人ウトウトしていると、見知らぬ男が声をかけてきた。
「これこれ、いつまで寝てるんです? そろそろ起きなさいよ」
ワシは驚いて目を覚ました。
「な、なんじゃ? あんたは」
ワシの声が聞こえてないのか、男はなおも私を起こそうとしている。
「起きなさい。時間ですよ」
「ワシはちゃんと起きとるじゃないか、、」
「いいえ。あなたはまだ眠っています。でも、そろそろ起きなきゃいけません。
もう時間です。では、私が起こしてあげましょう」
男はそう言うと、いきなり私の頭をゲンコツで殴った。と、その瞬間、
「オギャ〜〜〜〜っっ」
ボクは産声をあげたんだ。
午前6時31分。
夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢・・・・・・・・・・・・・・
午前7時起床。
(あ、これは夢だな・・・)
僕は再び目覚めるべく、また眠りに入ることにした。無数の足を蠢かせながら。
(了)
気がつくと、僕は無数の蛙にとり囲まれていた。何千、いや、何万匹という蛙の
群れである。その蛙たちは、恐ろしい顔で僕をにらみつけていた。
「ゲロゲロ ゲロゲロ」
次第に僕との間合いが小さくなってゆく。
「ゲロゲロ ゲロゲロ」
蛙の顔が目の前までせまってきた。
「ゲロゲロ ゲロゲロ」
(もはやこれまで、、、)と、その時、・・・目が覚めた。
「くっそ〜っ、ええとこやったのに・・・」
空腹を感じた僕は、朝食をとるため、ニョロニョロと薮の中へ入っていった・・・。
午前1時3分。
夢の中に神様が現われた。
「ワシは神じゃ。日頃の精進を汲んで、おまえにいいことを教えてやろう。庭に
大きな栗の木があるじゃろ。その根っこを掘ってみるがよい。大判小判がザク
ザク出てくるはずじゃ。では、これからも精進せいよ」
翌朝、目覚めてみると・・・ 夢のことなどすっかり忘れていた、、。
あなたも経験ありませんか? 一日中、何か忘れているような気分の時って。
午前2時10分。
朝、目を覚ますと、田んぼの真ん中に一本足で立っていた。
「なんやコレ? 案山子やんけ。けったいな夢やなぁ。よし、もっぺん眠って、
夢見なおそ」
夢の中で案山子になった僕は、もう一度眠るため目を閉じようとした。が、目は
閉じられなかった。「の」の字の目をカッと見開いた僕は、まばたき一つ出来な
くなっていた。
だから、今でもこうして夢の中で案山子になっているのです。 へ へ
の の
午前2時52分。 も
へ
(あ、これは夢だな・・・)
僕はすぐにわかった。だって、目の前でピンクの象がランバダ踊ってるんだもん。
午前3時7分。
夢の中に神様が現われた。
「ワシは神じゃ。心優しいおまえに、いいことを教えてやろう。明日、おまえが
買おうと思っている宝くじの当選番号じゃ。一度しか言わんからよく聞けよ。
その番号は、33組の、1、0、4、」ジリリリリリリリリリリリ!!!!!
目覚ましに起こされた、、。
その日以来、僕は目覚ましをかけないことにしている。
これが遅刻の理由です。
午前4時25分。
夢の中で、僕は蝶になって飛びまわっていた。飛び疲れて菜の花で眠った僕は、
猫になった夢を見た。春の陽射しが心地よくて、塀の上で眠った僕は、金魚にな
った夢を見た。温みかかった池の底、僕は人間になった夢を見た。
目覚めると、僕は蝶になった飛びまわっていた。
午前5時46分。
ワシが92歳の時のことじゃ。
公園のベンチで一人ウトウトしていると、見知らぬ男が声をかけてきた。
「これこれ、いつまで寝てるんです? そろそろ起きなさいよ」
ワシは驚いて目を覚ました。
「な、なんじゃ? あんたは」
ワシの声が聞こえてないのか、男はなおも私を起こそうとしている。
「起きなさい。時間ですよ」
「ワシはちゃんと起きとるじゃないか、、」
「いいえ。あなたはまだ眠っています。でも、そろそろ起きなきゃいけません。
もう時間です。では、私が起こしてあげましょう」
男はそう言うと、いきなり私の頭をゲンコツで殴った。と、その瞬間、
「オギャ〜〜〜〜っっ」
ボクは産声をあげたんだ。
午前6時31分。
夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢夢・・・・・・・・・・・・・・
午前7時起床。
(あ、これは夢だな・・・)
僕は再び目覚めるべく、また眠りに入ることにした。無数の足を蠢かせながら。
(了)
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