一日のはじまり ― 2006年05月12日 08:00
かつてこの地上に、五十時間ほど眠る動物たちがいた。平均睡眠時間のことである。起きて活動している時間はおよそ十六時間。ここでいう「時間」は人間界における単位であって、彼らにその概念はない。しかし、概念云々は別として、地球はやはり二十四時間で自転し、三六五日をかけて太陽の周りを巡っている。彼らが好き勝手に生きている動物であれば、そんな現実も問題にはならないだろう。が、彼らはすでに進化し、独自の暦をつくり、組織化された社会を生きていたのである。
彼らの一日は、たとえばこんな感じだ。わかりやすいように人間時間で説明しよう。
まず、朝七時に起床する。八時に家を出て、朝九時から仕事をし、帰ってくるのは夜の八時頃。家では晩ご飯を食べ、風呂に入り、テレビを観たりパソコンで遊んだりして過ごす。その日の就寝は午前一時だ。翌日は午前三時に目覚める。外はまさに真っ暗な丑三つ時だ。そして一日を過ごし、夜七時に眠る。また翌日は夜九時に目覚ましのベルが鳴る。その日の就寝は午後一時。つい忘れがちになるが、彼らが眠っている間に、太陽は二度昇り、二度沈んでいる。
そんな暮らしのなかで、寝ているときにふと目覚めてしまった者がいた。………
2006.5.12
彼らの一日は、たとえばこんな感じだ。わかりやすいように人間時間で説明しよう。
まず、朝七時に起床する。八時に家を出て、朝九時から仕事をし、帰ってくるのは夜の八時頃。家では晩ご飯を食べ、風呂に入り、テレビを観たりパソコンで遊んだりして過ごす。その日の就寝は午前一時だ。翌日は午前三時に目覚める。外はまさに真っ暗な丑三つ時だ。そして一日を過ごし、夜七時に眠る。また翌日は夜九時に目覚ましのベルが鳴る。その日の就寝は午後一時。つい忘れがちになるが、彼らが眠っている間に、太陽は二度昇り、二度沈んでいる。
そんな暮らしのなかで、寝ているときにふと目覚めてしまった者がいた。………
2006.5.12
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