虎の卵 ― 2005年06月01日 22:03
マンションの植え込みに置かれた虎の卵は人知れず孵化し、
三日後には成獣となって満開のツツジの森を飛び出した。
三日後には成獣となって満開のツツジの森を飛び出した。
自殺募金/自殺くじ/G-1トーナメント ― 2005年06月02日 12:31
●自殺募金
これから自殺しようとしている人からお金を集める。
集まったお金は、頑張って生きようとしている人のために使われる。
●自殺くじ
これから自殺しようとしている人だけが買える宝くじ。
賞金は残された遺族に渡される。
当選発表までに死んでなきゃ無効。
●G-1トーナメント
自殺志願者による格闘王決定戦。
死ぬ気で闘う。
優勝者には豪華葬儀プレゼント。
************************************************************
昨年1年間の全国の自殺者は3万2325人で、過去最悪だった一昨年より6・1%(2102人)減ったことが2日、警察庁のまとめでわかった。統計を取り始めた1978年以降、4番目に多く、7年連続で3万人を超えた。
これから自殺しようとしている人からお金を集める。
集まったお金は、頑張って生きようとしている人のために使われる。
●自殺くじ
これから自殺しようとしている人だけが買える宝くじ。
賞金は残された遺族に渡される。
当選発表までに死んでなきゃ無効。
●G-1トーナメント
自殺志願者による格闘王決定戦。
死ぬ気で闘う。
優勝者には豪華葬儀プレゼント。
************************************************************
昨年1年間の全国の自殺者は3万2325人で、過去最悪だった一昨年より6・1%(2102人)減ったことが2日、警察庁のまとめでわかった。統計を取り始めた1978年以降、4番目に多く、7年連続で3万人を超えた。
健康診断+経営方針発表会 ― 2005年06月04日 10:56
今日は休日出社であります。
午前10時から健康診断。午後1時30分から経営方針発表会。その後打ち上げ。
健康診断の結果は、……体重が増えてました、、、
毎日体重計に乗るようにしなきゃ。
採血のときはよそ見してました。高校生のとき、貧血検査ってので初めて血を抜かれたとき、どす黒い血が注射器に吸い込まれていくのを凝視してしまい、終わった瞬間にぶっ倒れたことがあります。
検査するまでもなく、貧血でした。てゆうか、精神的なものですね。
さあ、午後は経営方針発表会。3時間、睡魔と闘います。
今期から社内体制が大きく変わるらしく、そのへんはよく聞いとかないと。
さーてと。暇なのでちょろちょろ書き込みでもしようかな。
午前10時から健康診断。午後1時30分から経営方針発表会。その後打ち上げ。
健康診断の結果は、……体重が増えてました、、、
毎日体重計に乗るようにしなきゃ。
採血のときはよそ見してました。高校生のとき、貧血検査ってので初めて血を抜かれたとき、どす黒い血が注射器に吸い込まれていくのを凝視してしまい、終わった瞬間にぶっ倒れたことがあります。
検査するまでもなく、貧血でした。てゆうか、精神的なものですね。
さあ、午後は経営方針発表会。3時間、睡魔と闘います。
今期から社内体制が大きく変わるらしく、そのへんはよく聞いとかないと。
さーてと。暇なのでちょろちょろ書き込みでもしようかな。
本当にあった嘘の話 ― 2005年06月04日 11:01
遠い星から来た信号。
返事は千年後に届くという。
地球外生命体の暮らしに思いをはせる人々。
返事は千年後に届くという。
地球外生命体の暮らしに思いをはせる人々。
喩師(たとえし) ― 2005年06月04日 11:10
“喩える”ことで人を動かし、危機を脱し、世の中を変えていく。
性質的には陰陽師みたいな存在。でも、もっと現代的に軽いキャラ。
歴史の裏には喩師の影があった。家督性。
自分が喩師というものの家系にあることを知る。
云々。
性質的には陰陽師みたいな存在。でも、もっと現代的に軽いキャラ。
歴史の裏には喩師の影があった。家督性。
自分が喩師というものの家系にあることを知る。
云々。
月の光を浴びすぎてしまったような気がして、僕は ― 2005年06月04日 11:26
彼女が男とマンションから出てくるところを見てしまった僕は、自転車を引きずるようにその場から逃げ去った。それは、くらくらと目がまわる月夜のことです。ペダルを踏む度に、白い羞恥心が喉元に込み上げてきて、僕は「いやー、マイッタ、マイッタ」とひたすらリズミカルに連呼するしかなかった。
(彼女は僕に気づいただろうか?)
彼女は僕に気づいただろう。
月明かりに見た僕は、そりゃ不気味だったろう。自分のマンションまで自転車に乗ってやって来る男に、彼女は鳥肌を立てたろう。それは恐怖にそっくりだったろう。
ゆるやかな下り坂をただペダルを踏みながら走り続けるその姿は、今にも虎へと変身しそうなほど滑稽だった。ただ走り続けるその姿は、恋をあきらめようともがく男に酷似していた。
あきらめられないこの恋を
あきらめようということは。
途中、頭の後ろの方でブチッと何かがちぎれたような音がして、僕は振り向いた。そこには、巨大な月がありました。真夏の月は、街の体温に震えていました。けれども僕は、自転車をこぎ続けていました。月は、左右に揺れているだけで、決して遠くへは去っていこうとしなかった。
マンションに戻ってきた時には、全身に冷たい汗が流れていた。僕は無性に喉が渇いて、自転車を駐輪場に入れた後、そのままふらふらとビールの自動販売機へと歩いた。思考の持久力なんてものは、虚しいほど残酷だ。僕はその時、お気に入りのテレビドラマの時間に間に合ったことを少なからず喜んでいた。おまけに、道端にたたずみ黄色い眼で僕を見据える黒猫の前を横切ったことさえ、適当な理屈で片付けてしまった。黒猫が僕の前を過ったのではない、僕が黒猫の前を過ったのだ、黒猫に幸あれ、我に不幸あれ、と。
エレベーターは、最上階の十二階から降りてきた。途中、七階に止まって人が乗り込む物音が聞こえたが、開いたドアから出て来る人間はいなかった。五階のボタンを押す。独り昇っていくエレベーター内には、しかし誰か透明な奴が乗っている気配がした。そいつは僕と同じ階で降り、ついて来た。
部屋に帰った僕は、とりあえず電話のコードをはずし、シャツとジーンズを脱ぎ、テレビをつけた。お気に入りのテレビドラマは、ちょうど始まったばかりだ。ビールを片手に画面を観る僕の視線は、何故か焦点が定まらず、暗い部分に反射する自分の顔ばかりを探していた。と、その時、突然すべてが真っ黒に変わった。突然? そう、停電と電話のベルはいつも突然だ。僕は本棚に置いてある懐中電灯を慌ててまさぐり、スイッチを入れた。そして、息を呑んだ。その光線は、知らない男の顔を蒼々と映し出したのである。
「私は神だ。」
その唐突すぎる声に、僕は発狂を免れた。恐怖は無言によって加速する。そいつは僕に思考の機会を与えてくれた。神? 神だって? 神ってナンダ?
「私は神である。おまえに天罰を与える。」
道理の欠落した神の言葉は、むしろ説得力があって怖い。僕は、懐中電灯の明かりをそいつの顔から逸らすことが出来なかった。そして、徐々に目が暗黒に慣れてくると、そいつの全身が見て取れた。やはり、空中に浮いている。そんなものだろう、だいたい。
「おまえは煩悩のままに行動する自分を認めてしまっているだろう。それはいけないことなのだ。だから、おまえに天罰を与える。」
(煩悩? こいつは仏か? “自分を認める”って、どういうことだ? 何が“いけないこと”なんだ? いったい何なんだ、こいつは?)
しかし、僕は、かなり動転していたのだろう。“恋”なんてわけのわからない言葉がふと脳裏をかすめたりして。そう思う暇もないうちに、神は、
「私が神であることを証明してみせよう。」
と、思ってもいないことを証明しはじめた。そいつは眉間に皺をよせることなく、部屋中の物を空中に浮き上がらせたのだ。机、本棚、ベッド、観葉植物、ゴミ箱・・・・ 僕さえも、床から三〇センチほどの宙へ朦朧と浮き上がっていた。しかし。
「こんなことは、手品師でも出来ることだ。あなたが神である証拠はどこにもない。」
「さらば同様に、私が悪魔である証拠はどこにもない。すなわち、信じるしかないのだ。私の言う言葉を。」
「そんな整合性のない論理を僕が信じられるはずがないでしょう。僕から見れば、あなたは不可思議なように見える現象をおこす能力がある何者かにすぎない。」
酔っ払っているわけじゃない。けど、意識はふらふらとした言葉を紡ぎ出す。
「おまえはそう言うだろう。それはわかっていた。私は神だからな。しかし、神にしろ悪魔にしろ、私の恐ろしいところは、おまえに苦痛を与えられることだ。何の躊躇もなく。」
そいつの目が薄笑いを浮かべた瞬間、僕は内股に激痛を覚えた。それは、およそこの世のものとは思えない地獄の痛みだった。
「あちちちち、、わ、わかった、わかったからヤメテくれ、もう分かったから、、」
苦痛の前には、何者も無力です。即身成仏したミイラの、歪んだ顔のように。
神は、きれいな微笑みを浮かべたまま僕に痛みを与えた。その顔は、あくまでも神の微笑であった。アクマでも?
夢から醒めた僕は、内股に落ちたタバコを払いのけ、慌てて火を消した。部屋には電気がついていた。僕はおもむろに立ち上がると、小銭をポケットに入れて、酒を買いに表へ出た。
外へ出ると、道の隅に先程の黒猫が見えた。その猫は、鼠でも捕まえたのか、口に何かを喰わえ、首を激しく振り回していた。と、いきなり猫の体が宙に浮き上がり、首を吊ったような姿でずんずんと空へ昇っていった。その時、マンションの上の方から人の声が聞こえた。
「やった、釣れた、釣れた!」
もはや僕の脳は判断機能を停止していました。(とにかく、酒を買いにいこう。)
翌日、僕はいつものように起きて、支度をし、会社へ出掛けた。電車に乗り、窓外の景色を眺めていた僕は、ある光景を目にして愕然とした。
白い犬に、何度も何度もこん棒を振り下ろしている男。
僕は、僕は、僕は、僕は、僕は、僕は、僕は、・・・・・・・・・・・・・・・・
詩人を自称する男は、そのまま会社には現れず、ぷっつりと消息をたった。
その日も、連日の猛暑に違いなかった。真昼のオフィス街は、女と男の汗でねっとりと湿っている。史江と佐枝子は、会社にほど近い喫茶店で食後の談笑にふけっていた。
「そりゃそうよねー。」
佐枝子が相槌を打った話の内容は、昨日は史江の誕生日で彼女には今彼氏と呼べる人がいないけれどそれは八年も付き合って最近別れた彼のことを忘れられないからでもあるわけだけどやっぱり誕生日は男の人と過ごしたいものよ女なんて別に彼氏じゃなくてもいいのよとりあえず誕生日の夜は男といたいものよねえそう思わない?、というものだった。そして、
「うわっ、気持ち悪〜い。」
という佐枝子の反応は、今朝会社に行く前に郵便受けを覗いてみると何か入ってて出してみるとバースディカードで誰からだと思う?それが村上君からなのよでそのカードには切手が貼ってなくてさあそう直接持って来たのよ彼あたしのマンションまで電車か何かで来てウチまで歩いて来たのよねえねえどう思うねえ、という史江の質問に対しての答えだった。その予想していた答えを聞いて、史江は用意していた美しい微笑みを浮かべ、でしょう?と言った。
夜、会社から帰った史江は、部屋へ入ると真っ先に留守番電話を確認した。留守録のランプが点滅している。再生ボタンを押す。三件の録音。一件目は信販会社からの問い合わせ、二件目は約十秒にわたる無言電話(喉の鳴る音がして電話が切れた)、
三件目は男友達からだった。
「——もしもし、俺だけど。えー昨日はどーもお疲れさま。楽しかったよ。また近いうちに遊びに行こう。連絡待ってます。じゃあ——」
その意味ありげな口調は、意識してそうしたのか、無意識にそうなったのか、史江は考えない。ただ、その男をうまく動かしている自分に小さな恍惚感を覚えた。男を気持ちよくさせることも、痛みを与えることも、ある程度は自分の手の内にある。この安全なゲームは適当に面白い。史江は鼻から煙りを出しながら、そんなことを考えない。ただ、気持ちよかった。史江は服を着替え、化粧を落とし、冷蔵庫から冷えた缶ビールを取り出し、軽やかなオナラをし、にぎやかなテレビをつけ、いつものように一人分のちょっと遅い夕食を作って食べ、ファッション雑誌を読み、シャワーを浴び、髪を乾かし、ベッドに入り、その夜、夢の中に詩人を自称する男が現れた。
「夢を自由にコントロールできる力をもらってからというもの、僕の夢の中に彼女が登場しなかった夜はない。彼女は僕が思っていたよりもずっと素晴らしかった。夢の中の彼女は、奔放、と言うか、あからさまに反応した。夢の中では、前頭葉の箍がはずれてしまうのか、快楽を本能のままに求め合う。そんな彼女の姿に最初は戸惑いを覚えたものの、実は僕の前頭葉もすっかり欠落していたゆえ、至上の夜を味わえた。夜? いや、夢は夜とは限らない。日曜の午睡、電車内の微睡み、仕事中の居眠りでさえ、僕は注意深く入り込む。それは心地よく、スリリングな生活だ。僕は、彼女の夢の中に住むことにした。」
「彼はあたしの夢の中に住み、毎夜あたしを犯した。彼が誰であるのか、はっきりとはわからない。最初は漠然とした“男”、あたしの唇をふさぐ時は前の彼に変わってて、その後は俳優のNであったり、先輩のOであったり、後輩のYになることもある。いずれにしても、あたしは毎日夢の中で犯される。それは、すごく刺激的で、気持ちいい。ただ、軽い布団が今ひとつ。冬の重い布団なら、もっと気持ちよくなれるのに。あーあ、早く彼氏見つけなくちゃ。本当に好きになれる人を。」
夢の中の現実は、
夢のような現実をたやすく凌駕する。
夢の夢たる所以を失くした僕の現実は現実の中には無く、
夢の中で展開する。
気がつくと僕は、知らない町の繁華街にいた。おまけに、僕は鼻血を出していた。僕はきっと、殴られたのだろう。なぜなら、目の前に、馬鹿みたいに恐い目をした若い男の子が大きな声を出して立っていたからだ。彼は酔っ払っているらしい。連れの可愛らしい女の子が彼を必死で止めているが、彼はこのような状況で止まるわけにはいかないだろう。彼のわめき散らしている言葉をわかりやすく組み立ててみたところ、どうやら僕は彼の連れの女の子のお尻を触ったらしかった。僕がそんなことするはずがないじゃないか。だって、僕はお尻より胸のほうが好きなんだから。しかし、酔っ払いにこの正論は通用しない。僕が彼の言葉に何と応えていたのかわからないが、彼は再び僕の顔面に拳を浴びせようとした。僕はその拳を軽やかに避け、代わりに僕の右拳を彼の口元に叩き込んだ。バスッという鈍い音とともに、彼の首がガクッと後ろに反り返った。僕は反射的に彼のみぞおちに右の靴先を埋め込んだ。今度は、グウッというわりと大きな呻き声をあげて前方へ折れ曲がった。僕は恐怖を感じ、突き出された顎に膝蹴りを入れた。彼はものすごいスピードで後ろに引っ繰り返ったが、僕はすかさずその上に踵から飛び降り、彼の顔面を左の靴で、急所を右の靴で踏み付け、起き上がれないようにすると、渾身の力を込めて腹部を踏みくちゃにした。これもう、僕が傷つけられることはないだろう。しかし、その安心感を得る前に、僕は一目散に逃げ出していた。
(早く帰らなくちゃ。彼女の夢の中に。)
当てもなく逃げ去る途中、僕は自分が微笑んでいることに何故だか気づいた。それは狂人の笑みに似ていました。気がふれたように笑っている奴は、世界を征しているのかもしれません。
目覚まし時計の鳴る三秒前に、史江は突然目を覚ました。突然? 夢の終わりに予告があるだろうか。そして、その瞬間、夢の内容は3日前に見た夢と同じ速度で蒸発していく。史江は枕元でさわやかに鳴り響くベルを止め、しばらく布団の中で天井を見つめていた。ちょうどその時、僕は彼女の夢に戻ってきた。が、ちょっと遅かったみたいだ。僕は彼女の目の前に降って落ちた格好で現れるはめになった。
「あいたたた、、、」
「もぉ、何してるのよ。びっくりするじゃない。ベッドから落ちたりして。」
「だって、このベッド、ひどく狭いじゃないか。」
「当たり前じゃない、シングルなんだから。」
彼女は、僕が夢の中から現れたことに気づいていないようだった。彼女が? いや、気づいていないのは僕の方だ。何故こんなところにいるんだろう?
史江は牛の模様入りのパジャマ姿でベッドから起き上がると、僕に言った。
「ほらほら、もう夢は終わっちゃったのよ。さっさと消えてしまいなさい。」
僕の体は途端に色を失くし、部屋の空気と同化して虚空へと紛れ込んだ。
「結局、僕は史江の生み出した夢にしかすぎなかったのです。自分が実在しない人間であるとわかった時の衝撃は、実はまったくありませんでした。むしろ、“そういうわけだったのか”と納得できました。自分が生まれた理由はいくら考えてもわからず、自分は何をすべき人間なのかはさっぱりわからず、自分は何故ここにいる必要があるのかは全くわからなかったのですから。でも、僕が実在することのない人間であるのなら、すべて説明がつきます。それはつまり、僕はこの世の中に関係のない人間である、ということです。“無”はどう扱っても“無”。大気と同じ役割しか果たさない虎が人を噛み殺せるはずもなく、その吠え猛る様はナンセンスそのものです。僕はその“ナンセンス”として生まれました。何をしてもいいという特権を与えられた反面、何をしても何にもならないというカルマを背負ってのみ存在する次元にそぐわない生き物なのです。これは気楽だ。義務も責任もない。気持ちいいことばかりしていればいい。しかし、この意識は、この意識は、この意識はナンダ? あるはずもない胸のあたりを駆け巡るこの意識は。あるはずもない頬の痛みを感じるこの意識は。出るはずもない血を鼻から垂れ流しているこの意識は。僕は結局、出口を求めて彷徨うしかないのでしょう。とりあえず、彼女の夢から脱出してみましょうか。でも、あそこはとても気持ちいい場所。月明かりが心地よく染み渡る場所。月の光を浴びすぎてしまったような気がして、僕はそこから抜け出せない。だからこそ、抜け出さなきゃいけない場所なのでしょうね。」
やはり真夏の月曜日。電車を降りて会社へと歩く史江は、誰かに肩を叩かれて振り向いた。
「あら、村上君じゃない。もうリフレッシュ休暇は終わったの?」
「そう、昨日まで。また今日から会社だよ。」
「でも、なんだか灼けてるじゃない。どこ行ってきたの?」
「田舎だよ、田舎。山口に帰って、毎日ボーッと海で寝転んでた。」
「まあ、いいわねぇ。」
「キミは、リフレッシュどこか行くの?」
「あたしはねぇ、ちょっとプーケットまで。」
「なんだよ、そっちの方が断然いいじゃない。で、誰と?」
「な・い・しょ。」
その時、僕の体に力が漲りました。僕はきっと、嫉妬や虚栄心をエネルギーに存在している−−いや、存在しないようにしている生物なのでしょう。
「そうか。もしよかったら、僕も連れてってよ。」
「いやーだ。村上君って、また一段と軽くなったんじゃない?」
「そんなことないよ。僕はいつもすごく真面目で真剣さ。そうそう、あのバースディカード、見てくれた。」
「ああ、アレね。どうもありがとう。あたし、感動しちゃった。」
「そりゃそうさ。あのカードには、僕の純粋な思いが込められているからね。それに、なんたって僕は、詩人だから。」
「まあ、うれしい。でも、本当にありがとう。あたし、今年の誕生日は村上君からのカードしかもらってないの。ほんと、寂しい誕生日だったわ。」
僕の体はますます大きくなりすぎて、ちょっとした出口からでは出られなくなってしまいました。
(彼女は僕に気づいただろうか?)
彼女は僕に気づいただろう。
月明かりに見た僕は、そりゃ不気味だったろう。自分のマンションまで自転車に乗ってやって来る男に、彼女は鳥肌を立てたろう。それは恐怖にそっくりだったろう。
ゆるやかな下り坂をただペダルを踏みながら走り続けるその姿は、今にも虎へと変身しそうなほど滑稽だった。ただ走り続けるその姿は、恋をあきらめようともがく男に酷似していた。
あきらめられないこの恋を
あきらめようということは。
途中、頭の後ろの方でブチッと何かがちぎれたような音がして、僕は振り向いた。そこには、巨大な月がありました。真夏の月は、街の体温に震えていました。けれども僕は、自転車をこぎ続けていました。月は、左右に揺れているだけで、決して遠くへは去っていこうとしなかった。
マンションに戻ってきた時には、全身に冷たい汗が流れていた。僕は無性に喉が渇いて、自転車を駐輪場に入れた後、そのままふらふらとビールの自動販売機へと歩いた。思考の持久力なんてものは、虚しいほど残酷だ。僕はその時、お気に入りのテレビドラマの時間に間に合ったことを少なからず喜んでいた。おまけに、道端にたたずみ黄色い眼で僕を見据える黒猫の前を横切ったことさえ、適当な理屈で片付けてしまった。黒猫が僕の前を過ったのではない、僕が黒猫の前を過ったのだ、黒猫に幸あれ、我に不幸あれ、と。
エレベーターは、最上階の十二階から降りてきた。途中、七階に止まって人が乗り込む物音が聞こえたが、開いたドアから出て来る人間はいなかった。五階のボタンを押す。独り昇っていくエレベーター内には、しかし誰か透明な奴が乗っている気配がした。そいつは僕と同じ階で降り、ついて来た。
部屋に帰った僕は、とりあえず電話のコードをはずし、シャツとジーンズを脱ぎ、テレビをつけた。お気に入りのテレビドラマは、ちょうど始まったばかりだ。ビールを片手に画面を観る僕の視線は、何故か焦点が定まらず、暗い部分に反射する自分の顔ばかりを探していた。と、その時、突然すべてが真っ黒に変わった。突然? そう、停電と電話のベルはいつも突然だ。僕は本棚に置いてある懐中電灯を慌ててまさぐり、スイッチを入れた。そして、息を呑んだ。その光線は、知らない男の顔を蒼々と映し出したのである。
「私は神だ。」
その唐突すぎる声に、僕は発狂を免れた。恐怖は無言によって加速する。そいつは僕に思考の機会を与えてくれた。神? 神だって? 神ってナンダ?
「私は神である。おまえに天罰を与える。」
道理の欠落した神の言葉は、むしろ説得力があって怖い。僕は、懐中電灯の明かりをそいつの顔から逸らすことが出来なかった。そして、徐々に目が暗黒に慣れてくると、そいつの全身が見て取れた。やはり、空中に浮いている。そんなものだろう、だいたい。
「おまえは煩悩のままに行動する自分を認めてしまっているだろう。それはいけないことなのだ。だから、おまえに天罰を与える。」
(煩悩? こいつは仏か? “自分を認める”って、どういうことだ? 何が“いけないこと”なんだ? いったい何なんだ、こいつは?)
しかし、僕は、かなり動転していたのだろう。“恋”なんてわけのわからない言葉がふと脳裏をかすめたりして。そう思う暇もないうちに、神は、
「私が神であることを証明してみせよう。」
と、思ってもいないことを証明しはじめた。そいつは眉間に皺をよせることなく、部屋中の物を空中に浮き上がらせたのだ。机、本棚、ベッド、観葉植物、ゴミ箱・・・・ 僕さえも、床から三〇センチほどの宙へ朦朧と浮き上がっていた。しかし。
「こんなことは、手品師でも出来ることだ。あなたが神である証拠はどこにもない。」
「さらば同様に、私が悪魔である証拠はどこにもない。すなわち、信じるしかないのだ。私の言う言葉を。」
「そんな整合性のない論理を僕が信じられるはずがないでしょう。僕から見れば、あなたは不可思議なように見える現象をおこす能力がある何者かにすぎない。」
酔っ払っているわけじゃない。けど、意識はふらふらとした言葉を紡ぎ出す。
「おまえはそう言うだろう。それはわかっていた。私は神だからな。しかし、神にしろ悪魔にしろ、私の恐ろしいところは、おまえに苦痛を与えられることだ。何の躊躇もなく。」
そいつの目が薄笑いを浮かべた瞬間、僕は内股に激痛を覚えた。それは、およそこの世のものとは思えない地獄の痛みだった。
「あちちちち、、わ、わかった、わかったからヤメテくれ、もう分かったから、、」
苦痛の前には、何者も無力です。即身成仏したミイラの、歪んだ顔のように。
神は、きれいな微笑みを浮かべたまま僕に痛みを与えた。その顔は、あくまでも神の微笑であった。アクマでも?
夢から醒めた僕は、内股に落ちたタバコを払いのけ、慌てて火を消した。部屋には電気がついていた。僕はおもむろに立ち上がると、小銭をポケットに入れて、酒を買いに表へ出た。
外へ出ると、道の隅に先程の黒猫が見えた。その猫は、鼠でも捕まえたのか、口に何かを喰わえ、首を激しく振り回していた。と、いきなり猫の体が宙に浮き上がり、首を吊ったような姿でずんずんと空へ昇っていった。その時、マンションの上の方から人の声が聞こえた。
「やった、釣れた、釣れた!」
もはや僕の脳は判断機能を停止していました。(とにかく、酒を買いにいこう。)
翌日、僕はいつものように起きて、支度をし、会社へ出掛けた。電車に乗り、窓外の景色を眺めていた僕は、ある光景を目にして愕然とした。
白い犬に、何度も何度もこん棒を振り下ろしている男。
僕は、僕は、僕は、僕は、僕は、僕は、僕は、・・・・・・・・・・・・・・・・
詩人を自称する男は、そのまま会社には現れず、ぷっつりと消息をたった。
その日も、連日の猛暑に違いなかった。真昼のオフィス街は、女と男の汗でねっとりと湿っている。史江と佐枝子は、会社にほど近い喫茶店で食後の談笑にふけっていた。
「そりゃそうよねー。」
佐枝子が相槌を打った話の内容は、昨日は史江の誕生日で彼女には今彼氏と呼べる人がいないけれどそれは八年も付き合って最近別れた彼のことを忘れられないからでもあるわけだけどやっぱり誕生日は男の人と過ごしたいものよ女なんて別に彼氏じゃなくてもいいのよとりあえず誕生日の夜は男といたいものよねえそう思わない?、というものだった。そして、
「うわっ、気持ち悪〜い。」
という佐枝子の反応は、今朝会社に行く前に郵便受けを覗いてみると何か入ってて出してみるとバースディカードで誰からだと思う?それが村上君からなのよでそのカードには切手が貼ってなくてさあそう直接持って来たのよ彼あたしのマンションまで電車か何かで来てウチまで歩いて来たのよねえねえどう思うねえ、という史江の質問に対しての答えだった。その予想していた答えを聞いて、史江は用意していた美しい微笑みを浮かべ、でしょう?と言った。
夜、会社から帰った史江は、部屋へ入ると真っ先に留守番電話を確認した。留守録のランプが点滅している。再生ボタンを押す。三件の録音。一件目は信販会社からの問い合わせ、二件目は約十秒にわたる無言電話(喉の鳴る音がして電話が切れた)、
三件目は男友達からだった。
「——もしもし、俺だけど。えー昨日はどーもお疲れさま。楽しかったよ。また近いうちに遊びに行こう。連絡待ってます。じゃあ——」
その意味ありげな口調は、意識してそうしたのか、無意識にそうなったのか、史江は考えない。ただ、その男をうまく動かしている自分に小さな恍惚感を覚えた。男を気持ちよくさせることも、痛みを与えることも、ある程度は自分の手の内にある。この安全なゲームは適当に面白い。史江は鼻から煙りを出しながら、そんなことを考えない。ただ、気持ちよかった。史江は服を着替え、化粧を落とし、冷蔵庫から冷えた缶ビールを取り出し、軽やかなオナラをし、にぎやかなテレビをつけ、いつものように一人分のちょっと遅い夕食を作って食べ、ファッション雑誌を読み、シャワーを浴び、髪を乾かし、ベッドに入り、その夜、夢の中に詩人を自称する男が現れた。
「夢を自由にコントロールできる力をもらってからというもの、僕の夢の中に彼女が登場しなかった夜はない。彼女は僕が思っていたよりもずっと素晴らしかった。夢の中の彼女は、奔放、と言うか、あからさまに反応した。夢の中では、前頭葉の箍がはずれてしまうのか、快楽を本能のままに求め合う。そんな彼女の姿に最初は戸惑いを覚えたものの、実は僕の前頭葉もすっかり欠落していたゆえ、至上の夜を味わえた。夜? いや、夢は夜とは限らない。日曜の午睡、電車内の微睡み、仕事中の居眠りでさえ、僕は注意深く入り込む。それは心地よく、スリリングな生活だ。僕は、彼女の夢の中に住むことにした。」
「彼はあたしの夢の中に住み、毎夜あたしを犯した。彼が誰であるのか、はっきりとはわからない。最初は漠然とした“男”、あたしの唇をふさぐ時は前の彼に変わってて、その後は俳優のNであったり、先輩のOであったり、後輩のYになることもある。いずれにしても、あたしは毎日夢の中で犯される。それは、すごく刺激的で、気持ちいい。ただ、軽い布団が今ひとつ。冬の重い布団なら、もっと気持ちよくなれるのに。あーあ、早く彼氏見つけなくちゃ。本当に好きになれる人を。」
夢の中の現実は、
夢のような現実をたやすく凌駕する。
夢の夢たる所以を失くした僕の現実は現実の中には無く、
夢の中で展開する。
気がつくと僕は、知らない町の繁華街にいた。おまけに、僕は鼻血を出していた。僕はきっと、殴られたのだろう。なぜなら、目の前に、馬鹿みたいに恐い目をした若い男の子が大きな声を出して立っていたからだ。彼は酔っ払っているらしい。連れの可愛らしい女の子が彼を必死で止めているが、彼はこのような状況で止まるわけにはいかないだろう。彼のわめき散らしている言葉をわかりやすく組み立ててみたところ、どうやら僕は彼の連れの女の子のお尻を触ったらしかった。僕がそんなことするはずがないじゃないか。だって、僕はお尻より胸のほうが好きなんだから。しかし、酔っ払いにこの正論は通用しない。僕が彼の言葉に何と応えていたのかわからないが、彼は再び僕の顔面に拳を浴びせようとした。僕はその拳を軽やかに避け、代わりに僕の右拳を彼の口元に叩き込んだ。バスッという鈍い音とともに、彼の首がガクッと後ろに反り返った。僕は反射的に彼のみぞおちに右の靴先を埋め込んだ。今度は、グウッというわりと大きな呻き声をあげて前方へ折れ曲がった。僕は恐怖を感じ、突き出された顎に膝蹴りを入れた。彼はものすごいスピードで後ろに引っ繰り返ったが、僕はすかさずその上に踵から飛び降り、彼の顔面を左の靴で、急所を右の靴で踏み付け、起き上がれないようにすると、渾身の力を込めて腹部を踏みくちゃにした。これもう、僕が傷つけられることはないだろう。しかし、その安心感を得る前に、僕は一目散に逃げ出していた。
(早く帰らなくちゃ。彼女の夢の中に。)
当てもなく逃げ去る途中、僕は自分が微笑んでいることに何故だか気づいた。それは狂人の笑みに似ていました。気がふれたように笑っている奴は、世界を征しているのかもしれません。
目覚まし時計の鳴る三秒前に、史江は突然目を覚ました。突然? 夢の終わりに予告があるだろうか。そして、その瞬間、夢の内容は3日前に見た夢と同じ速度で蒸発していく。史江は枕元でさわやかに鳴り響くベルを止め、しばらく布団の中で天井を見つめていた。ちょうどその時、僕は彼女の夢に戻ってきた。が、ちょっと遅かったみたいだ。僕は彼女の目の前に降って落ちた格好で現れるはめになった。
「あいたたた、、、」
「もぉ、何してるのよ。びっくりするじゃない。ベッドから落ちたりして。」
「だって、このベッド、ひどく狭いじゃないか。」
「当たり前じゃない、シングルなんだから。」
彼女は、僕が夢の中から現れたことに気づいていないようだった。彼女が? いや、気づいていないのは僕の方だ。何故こんなところにいるんだろう?
史江は牛の模様入りのパジャマ姿でベッドから起き上がると、僕に言った。
「ほらほら、もう夢は終わっちゃったのよ。さっさと消えてしまいなさい。」
僕の体は途端に色を失くし、部屋の空気と同化して虚空へと紛れ込んだ。
「結局、僕は史江の生み出した夢にしかすぎなかったのです。自分が実在しない人間であるとわかった時の衝撃は、実はまったくありませんでした。むしろ、“そういうわけだったのか”と納得できました。自分が生まれた理由はいくら考えてもわからず、自分は何をすべき人間なのかはさっぱりわからず、自分は何故ここにいる必要があるのかは全くわからなかったのですから。でも、僕が実在することのない人間であるのなら、すべて説明がつきます。それはつまり、僕はこの世の中に関係のない人間である、ということです。“無”はどう扱っても“無”。大気と同じ役割しか果たさない虎が人を噛み殺せるはずもなく、その吠え猛る様はナンセンスそのものです。僕はその“ナンセンス”として生まれました。何をしてもいいという特権を与えられた反面、何をしても何にもならないというカルマを背負ってのみ存在する次元にそぐわない生き物なのです。これは気楽だ。義務も責任もない。気持ちいいことばかりしていればいい。しかし、この意識は、この意識は、この意識はナンダ? あるはずもない胸のあたりを駆け巡るこの意識は。あるはずもない頬の痛みを感じるこの意識は。出るはずもない血を鼻から垂れ流しているこの意識は。僕は結局、出口を求めて彷徨うしかないのでしょう。とりあえず、彼女の夢から脱出してみましょうか。でも、あそこはとても気持ちいい場所。月明かりが心地よく染み渡る場所。月の光を浴びすぎてしまったような気がして、僕はそこから抜け出せない。だからこそ、抜け出さなきゃいけない場所なのでしょうね。」
やはり真夏の月曜日。電車を降りて会社へと歩く史江は、誰かに肩を叩かれて振り向いた。
「あら、村上君じゃない。もうリフレッシュ休暇は終わったの?」
「そう、昨日まで。また今日から会社だよ。」
「でも、なんだか灼けてるじゃない。どこ行ってきたの?」
「田舎だよ、田舎。山口に帰って、毎日ボーッと海で寝転んでた。」
「まあ、いいわねぇ。」
「キミは、リフレッシュどこか行くの?」
「あたしはねぇ、ちょっとプーケットまで。」
「なんだよ、そっちの方が断然いいじゃない。で、誰と?」
「な・い・しょ。」
その時、僕の体に力が漲りました。僕はきっと、嫉妬や虚栄心をエネルギーに存在している−−いや、存在しないようにしている生物なのでしょう。
「そうか。もしよかったら、僕も連れてってよ。」
「いやーだ。村上君って、また一段と軽くなったんじゃない?」
「そんなことないよ。僕はいつもすごく真面目で真剣さ。そうそう、あのバースディカード、見てくれた。」
「ああ、アレね。どうもありがとう。あたし、感動しちゃった。」
「そりゃそうさ。あのカードには、僕の純粋な思いが込められているからね。それに、なんたって僕は、詩人だから。」
「まあ、うれしい。でも、本当にありがとう。あたし、今年の誕生日は村上君からのカードしかもらってないの。ほんと、寂しい誕生日だったわ。」
僕の体はますます大きくなりすぎて、ちょっとした出口からでは出られなくなってしまいました。
朝帰り ― 2005年06月06日 00:49
久々に朝まで飲み、地下鉄の始発で帰りました。
しゃべりすぎて咽が嗄れました。
日曜日は娘が大東楽器のエレクトーンステージに出るのを観にいく予定でしたが、あまりにも酒臭いとゆー理由でおいて行かれました。
最悪や。。。
ステージの結果はめでたく次の大会に勝ち進みました。
良かった。
しっかし。もう若くもないし、朝まで飲むのはあきませんね。
節制しないと。
しゃべりすぎて咽が嗄れました。
日曜日は娘が大東楽器のエレクトーンステージに出るのを観にいく予定でしたが、あまりにも酒臭いとゆー理由でおいて行かれました。
最悪や。。。
ステージの結果はめでたく次の大会に勝ち進みました。
良かった。
しっかし。もう若くもないし、朝まで飲むのはあきませんね。
節制しないと。
マッハ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! ― 2005年06月06日 13:32
昨夜、以前WOWOWで録画した映画「マッハ!!!」をやっとこ観ることができました。
個人的にはかなりグッド。
カンフーとは違う「ムエタイ」の動きが新鮮なのと、やはりトニー・ジャーの超人的なアクション!にはビビリました。
バネがすごいねバネが。
そーいやプロモーションで来日したとき、朝のナマ番組で「肩走り」やってましたね。まさかあれをナマでやっちゃうとは思いませんでした。
鍛えるとなんでもできるようになるのね〜
ちなみに僕は中学生の頃、将来はアクションスターになろうと思っていました。
もちろん体も鍛えました。当時習っていたのは、形意拳と中国五大拳法(白鶴拳・太祖拳・達磨拳・十八羅漢拳・聖天門猿拳)、マーシャルアーツなど。
全部、通信教育ですけど。
個人的にはかなりグッド。
カンフーとは違う「ムエタイ」の動きが新鮮なのと、やはりトニー・ジャーの超人的なアクション!にはビビリました。
バネがすごいねバネが。
そーいやプロモーションで来日したとき、朝のナマ番組で「肩走り」やってましたね。まさかあれをナマでやっちゃうとは思いませんでした。
鍛えるとなんでもできるようになるのね〜
ちなみに僕は中学生の頃、将来はアクションスターになろうと思っていました。
もちろん体も鍛えました。当時習っていたのは、形意拳と中国五大拳法(白鶴拳・太祖拳・達磨拳・十八羅漢拳・聖天門猿拳)、マーシャルアーツなど。
全部、通信教育ですけど。
Happy Birthday! ― 2005年06月08日 00:04
娘が9歳になりました。
9歳か。早っ。
あっとゆー間ですねぇ。。。
あと9年もしたらもう立派なオトナですやん。
あと9年でシャラポワみたいになるんかぁ。。。
成長ってすごいですね。
ともあれ、すくすく元気に育ってくださいな。
9歳か。早っ。
あっとゆー間ですねぇ。。。
あと9年もしたらもう立派なオトナですやん。
あと9年でシャラポワみたいになるんかぁ。。。
成長ってすごいですね。
ともあれ、すくすく元気に育ってくださいな。
翼が発売された。0002 ― 2005年06月08日 01:10
使用方法を説明しよう。まずは本体を充電する。付属のACアダプターで本体をコンセントにつなぎ、バッテリーランプが黄色から赤に変われば充電完了。初めて使用する場合は充電完了まで約六時間かかる。一回のフル充電で約二〇分間の飛行が可能だ。次に動作確認を行なう。本体を制御パネル側を上にして平らな場所に起き、制御パネルの動作確認ボタンを押す。正常ならば左右の翼が一〇秒間ゆるやかに波打つ。続いて体重を設定する。(体重が九〇キログラムを超える人は、この翼を使うことはできない) あとは本体を背負ってハーネスをしっかり留め、手袋をつければ準備完了だ。
いよいよ飛行である。最初は周りに建物や障害物のない場所で練習しよう。胸の電源スイッチを入れると、Aメジャーコードの起動音が鳴り響く。翼は微かに振動しはじめる。両手の拳をぎゅっと握る。これがスタンバイの信号となる。本体がポーンという確認音で応える。と同時に、翼が付け根から背後へと回転し、蝶が羽根をたたんだような形になる。さあ、深呼吸をひとつ。一〇数メートルの助走の後、あなたは力強くジャンプし、握った拳を大きく開いて前方へ突き出す。これが離陸の信号だ。その瞬間、翼は一瞬にして大きく開き、深く、素早く羽ばたきはじめる。その慌ただしい運動とは裏腹に、体は緩やかに揚力を高め、そして——。しかし、スムーズな離陸にはちょっとしたコツが求められる。心構えというべきか。つまり、中空へ身を投げ出す勇気である。跳び箱を跳ぶ感覚をイメージすればいいだろう。
いよいよ飛行である。最初は周りに建物や障害物のない場所で練習しよう。胸の電源スイッチを入れると、Aメジャーコードの起動音が鳴り響く。翼は微かに振動しはじめる。両手の拳をぎゅっと握る。これがスタンバイの信号となる。本体がポーンという確認音で応える。と同時に、翼が付け根から背後へと回転し、蝶が羽根をたたんだような形になる。さあ、深呼吸をひとつ。一〇数メートルの助走の後、あなたは力強くジャンプし、握った拳を大きく開いて前方へ突き出す。これが離陸の信号だ。その瞬間、翼は一瞬にして大きく開き、深く、素早く羽ばたきはじめる。その慌ただしい運動とは裏腹に、体は緩やかに揚力を高め、そして——。しかし、スムーズな離陸にはちょっとしたコツが求められる。心構えというべきか。つまり、中空へ身を投げ出す勇気である。跳び箱を跳ぶ感覚をイメージすればいいだろう。
最近のコメント